すっかり日にちが経ってしまいましたが。。w
3月22日(火)に開催しました金継ぎワークショップの模様をレポートしたいと思います♪
寒かった冬も徐々に終わりつつあったこの頃でしたが、、、当日は雪でした。涙
ただでさえ古民家は寒く、この冬は業務用ストーブをひとまずレンタルして暖をとっていましたが、それも返却してしまった矢先のこと。。。
2Fで暖房と石油ストーブをつけ、なんとか開催しました!
今回の金継ぎでは、こちらでサンプルは用意せず、基本ご自宅に眠っている割れや欠けのある器をご持参いただきました。
ずっと使いたかったけど破損して使えなかったものたちをもう一度暮らしに戻す作業をしたいなーと開催したもの。
私自身もずっと残しておいたものがいくつかあり、それらが蘇るのを楽しみに今日という日を迎えました♪
ご持参いただいた器は本当に様々で。
写真のように結構な割れ方をした状態のもの(でもピースは全て残っていた!)や、ぱっくり2枚に割れたもの、ちょっとヒビが入っていたり、チップしていたり、。
私もそうでしたが、何点くらい持参したらいいか判断がつかなかったため、みなさん、ひとまず可能な限り持ってこられたと思います。
それぞれの器を見ると、もちろん違う色や形をしていて、本当に愛着のあるものたちなんだなーとしみじみ感じました。
まずは先生から今回の簡易金継ぎについての説明をしていただきました。
簡易金継ぎは、募集の際にも書きましたが、良いところもあれば、気をつけたいところ、保証されていないところがあったりします。
それをよくご理解いただいた上で、ご参加いただきました。
作業開始。
みなさん器の状態が様々なので、取り掛かりも各々必要な行程から始めました。
割れている状態であれば、断面を軽くやすった上でボンドで接着。
チップしているところや欠けが酷いところはパテで埋めたり、。
その後、ちょっとモリッとしてしまったボンドやパテは削り落としたり。
扱っているものが陶器なだけに、繊細な作業が続きます。
各々作業が進んだところで、いよいよ金(合成樹脂)をのせていきます!
必要な材料を混ぜ、破損箇所に少しずつ、極細の筆を使ってのせていきます。
みなさんとても集中して、。
一番神経を使いました。。。
もちろんこの行程は、水漏れなどないようしっかり塞ぐための作業ですが、やはり見た目が綺麗な方がいいですし。
みなさん黙々と、そして集中して進めていました。
無事終了。
金継ぎ後、当日お持ち帰りいただくことも不可能ではないのですが、やはりしっかり乾かしてからお持ち帰りいただく方が良いとのことで、しばらく当店にて預かることになりました。
また、念のため、乾いてから器に水を貯めてみて、水漏れがないか確認するよう先生に言われまして。
やって見ると、、、ほんのわずか、滴るように漏れてしまう器が出てきました。
液体が漏れないようにしっかり塞ぐことってなかなか難しいんですね。
後日、それらは先生のところで修正していただき、使える状態でお返ししました。
金継ぎを初めてやってみて思ったこと。
本当に素晴らしい伝統技術だなーと思いました。
まずは金(合成樹脂)をのせる際、妙にテンションが上がりましたw
やはり金色って色がいいのかな。。。笑
そして仕上がり後の姿を見て、またさらにテンションが上がりました。
器が蘇った感動はもちろんなんですが、そればかりじゃなくて、、、
アレンジが加わった新しい器を手に入れたという気持ちが混ざったような独特な感覚でした。
再生して新たな命を吹き込まれた器を、早速日々の暮らしに使っています。
なんだろ、小さな喜び、幸せってこういうことかもなんて感じたりします。
今回のワークショップを経て、私自身、金継ぎをちゃんと習得しようと思いました。まだ時期の目処は立っていないため、ちょっと長い目で考えていますが。
陶器は好きですし、普段からお料理に組み合わせ、いろいろな器を使っていますが、どうしても割れたり欠けたりしてしまいます。
それを自分で修復して、再び使い始められる暮らしっていいなーと素直に思いました。なので、ライフスタイルの一部として身につけよう!と一つの目標になりました。
もしかしたら、どこかのタイミングで、また新しいご報告ができるかも?♪
ワークショップにご参加いただいた皆様、先生、貴重なお時間をありがとうございました!!
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