石鹸ワークショップレポート

7月16日(土)および23日(土)の2日間にわたり開催しました「ハーブを使った天然石鹸作り」ワークショップ。

制作するところから、乾燥させて完成するまで、とても良いワークショップでしたので、こちらでレポートしていきたいと思います♪

(開催した2日間の写真を両方使いながらレポートします!ちょっとごちゃごちゃしますが、最後までご覧いただけたら嬉しいです!)

石鹸ワークショップレポート
石鹸ワークショップレポート
石鹸ワークショップレポート

まず今回のワークショップ、苛性ソーダという薬品を使うにあたって、取扱には十分に注意が必要で、そのため参加者は4人までというかなり少人数での開催としました。

カウンター周りにご着席いただき、ハーブのこと、石鹸の作り方、注意事項などなど、講師の岩下さんからしっかりレクチャーを受けてその後実践!という流れ。

苛性ソーダを扱うときは、マスクやゴム手袋、ゴーグルをかけるなど、直接肌に触れないよう気をつけながら進めていきました。

石鹸ワークショップレポート
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まずはベースとなるオイルを調合し、湯せんにかけ、ココナッツオイルを溶かしつつ、全体を適正温度まで上げて行きます。

ここで岩下さんのこだわりポイントでもあるオイル♪本来ならオイルもそのまま使えば良いところ、自宅の庭で育てているローズマリーを温浸出法(煮出してオイルに効能をうつす方法)で抽出したものを使いました!

ローズマリーはデオドラント作用に優れているので、体臭予防、オイリーな肌を洗浄し、ニキビなどを防いだり、皮膚組織の再生や肌のハリの回復、シワ予防などに効果があるそうです♪ほんと、いいことだらけ!!

中世ヨーロッパの70歳を超えた王妃が、自身の体の衰えから、修道尼からローズマリーをはじめとするいくつかのハーブをアルコールに漬け込んだものを献上され、飲んだり皮膚に塗ったりしたところみるみる若返り、、、20代の王子からプロポーズされたとか♪

そんな小話も交えつつ、作業は進んでいきます。

石鹸ワークショップレポート

ここで重要ポイント。
湯せんにかけたオイルの温度を徐々にあげていきますが、これがただ上げればいいというものではなく、決まった温度にすることが大事で。高すぎても低すぎてもダメなんです。

後に苛性ソーダの方でも出てきますが、それぞれの温度をしっかり合わせないと石鹸がうまく出来ないんです。

一旦、程よくオイルの温度をあげたところで、次に苛性ソーダの準備に取り掛かりました。
固形の苛性ソーダにハーブウォーター入りの精製水を注いで混ぜ混ぜ。

石鹸ワークショップレポート
天然石鹸制作風景

ここでも普通の精製水で石鹸は制作できるところ、岩下さんがあらかじめ用意してくださった蒸留水(ハーブウォーター)を使いました。笑
岩下さんのこの手を抜かない感じ、、、ほんと感謝です。。。

今回使ったのは、これまたお庭で育てたゼラニウムで、自身で蒸留したものを使用。

ゼラニウムには皮脂のバランスの調整作用があり、乾燥肌やオイル肌の両方に良いと言われています。しみ、しわ、皮膚の若返りに期待できるため、スキンケアにはよく使われているそうです。素晴らしい♪

天然石鹸制作風景

苛性ソーダにハーブウォーター入りの精製水を混ぜ、するとこちらは熱を発するので、混ぜ終わったら氷を入れたバケツに水を入れ、温度を下げる作業が必要です。

この精製水を混ぜたときに蒸気も出るのですが、この蒸気も危険なため、換気の良いところでの作業となります。今回は玄関を全開にして作業しました。

諸々作業が進んだところで、先ほどのオイルは温度を上げ、こちらの苛性ソーダの液体は逆に冷やし、、、これら二つの温度をぴったり合わせたらボウルの中で混ぜ合わせます。

これが地味に手のかかる作業で、、、片方が適正温度になったら片方は温度がたりないなど、、、何度か上げたり下げたりを繰り返しながら、ちょうどのタイミングを探ってなんとか合わせることが出来ました!

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石鹸ワークショップ制作風景
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混ぜ合わせたら一気に攪拌!
手を止めることなく、とろみが出てくるまでぐるぐるかき混ぜます。

最初は「20分くらいは混ぜてくださいねー」なんて言われ、みなさま少々ギョッとしておられましたが、ハーブの成分が入っているからか、思ったほど時間はかからず、少しずつ時間差でとろみがついてきました。

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このタイミングで、今回、クレイもしくは炭をご選択いただき最後にまたお肌に良い成分を注入♪(まだ入れるのか笑)

クレイは薄い緑色をしており、炭は真っ黒。
それらを全体的に混ぜるのか、それとも軽く混ぜてマーブル模様にするのか、各々選んで作業を進めました♪

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完成!!いい感じーーー♪♪♪
今回、全パターンが作られました!

クレイ全混ぜ
クレイマーブル
炭全混ぜ
炭マーブル

そして2、3日乾燥させたものがこちら↓↓↓

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作りたての時よりマットな仕上がりになっており、見た感じ、とてもよく出来てそう♪♪

これらをあらかじめおうかがいしていた長さへカットしていきます。

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作った人により、またカットする場所により、断面はいろいろな表情をしていて、見ている方は全く飽きません♪

全てカットしたものがこちら↓↓

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16日ご参加いただいた方たちの仕上がりです!
こちらはクレイマーブルと炭のマーブルでした♪

石鹸ワークショップレポート

そしてこちらが23日にご参加いただいたみなさまの石鹸。

右からクレイ全混ぜ、炭マーブル、炭全混ぜ、クレイマーブル。
クレイマーブルについては、お客様のご希望でカットしないままお渡しとなりました♪


最後にお片づけのシーンも少しだけ。

使った道具やボウルは、お酢(酢酸)を水で薄めた液体を全体にまわしかけ、中性にしてから洗剤で洗います。

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これらの石鹸は約1ヶ月、お店の方で保管し、しっかり乾燥させてからみなさまにお引き渡しさせていただきました。

石鹸お引き渡し

ワークショップ後、1ヶ月お待ちいただき、石鹸とご対面♪

今回、カットしたブロックではなく、1本分お持ち帰りいただけるので、本当に贅沢なワークショップでした♪

日常的にガシガシ使っていただき、ぜひその効能を試していただきたいです。
そしてこの石鹸ワークショップや次回のハンドクリームワークショップもそうですが、実際に日常的に使っていただきたく、今後も定期的に開催していく予定です。

次回の石鹸ワークショップは年明けくらいで予定していますので、今回ご参加いただけなかった方も、リピートしたい方も、ぜひ楽しみにしていてください♪♪

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
そして岩下さん、いつも手の込んだワークショップ、ありがとうございます!!笑

ハンドクリームWS

現時点で予定している今後のワークショップをこちらに記載します。

■ 10月23日(日) 天然潤いハンドクリーム (まもなく募集開始!)
■ 11月20日(日) クリスマスリース
■ 12月18日(日) 正月しめ飾り
※日程は暫定のため、予告なく変更する場合もございます。

10月以降のワークショップにつきまして、募集開始になった際のお知らせ(e-mail orインスタグラムDM)が欲しい方は、その旨をご連絡ください。

記載内容:
❶募集開始の連絡が欲しいワークショップ名
❷お名前
❸連絡手段
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皆様のご参加を心よりお待ちしています♪
ご不明な点などありましたら、お気軽にご連絡くださいね。

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